熊本の風景5:八代平野σ(・・?)..ヘ(~・・)ゝホェホェ 6月~7月にかけて、熊本県八代地方ではよく見られる光景 正解はい草です。 そうです、畳表の原料です。 熊本県は全国のい草生産量のほとんどを生産しています。 言い換えれば、我が国の国産の畳表はほとんど、ここ熊本の八代平野で生産されていると言っても過言ではないのです。 6月末から7月はじめが「い切り(い草刈り)」の時期で、機械のない昔は、それはそれは大変な作業だったと聞いています。 今でも、この時期は夜中の2時くらいから、田んぼに出て働く農家の人も見受けられます。 夕方の四時くらいになると、町内中に演歌が響き渡ります。 この音楽が合図です。 さぁ、夕飯ができたよ。みんな公民館にとりにおいで( ・ー・)∂ カモン! 各家庭のお母さんたちが給食の食管を自転車に積んで、夕飯を取りにいきます。 忙しいこの時期は夕飯は婦人会で交代で調理し、それ以外の人は農作業に専念しよう・・・ということらしい。 家族総出で、この時期は作業をしても足らず、つい数十年前まで周辺の町や村から奉公人が来ていたとのこと・・・ それこそ今日のあばかんの日記にある「五木」の方からも奉公人が来ていたと聞いています。 しかし、このい草業界でも韓国産の進出がすさまじく、かなりの打撃を受けてるのではないでしょうか・・・。 ジャンル別一覧
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